福岡に20年以上暮らしているファイナンシャルプランナーが、福岡の生活費のリアルを徹底解説。
食べ物が美味しく、都会と自然のバランスが良く、通勤が楽で人が温かい。さらに空港へのアクセスも抜群。そんな福岡で暮らすには、実際いくらかかるのか?
家賃、食費、光熱費などの具体的なデータと、年収別の生活レベルを詳しくご紹介します。
この記事でわかること
✅ 福岡の生活費の実態(家賃・食費・光熱費)
✅ 年収別の生活レベルシミュレーション
✅ エリア別の家賃相場と購入価格
✅ 福岡で賃貸・購入を考える際のポイント
福岡での住まい探し・不動産購入のご相談も承っています。
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1. 福岡の生活費の概要
東京と比較してどのくらい安い?
東京23区の1K平均家賃は10.9万円に対し、福岡市は6.0万円。家賃だけで月4〜5万円、年間約50〜60万円も差があります。
主な生活費の比較(独身・1K)
| 項目 | 東京 | 福岡 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 家賃 | 10〜11万円 | 6〜7万円 | ▲4〜5万円 |
| 食費 | 4.2万円 | 3.8万円 | ▲0.4万円 |
| 光熱費 | 2.5万円 | 2.2万円 | ▲0.3万円 |
| 通信費 | 1万円 | 1万円 | 同じ |
| 合計 | 17.7〜18.7万円 | 13〜14万円 | ▲4.7〜5.7万円 |
福岡は東京より月5万円前後、年間60万円ほど生活費が安いというのが実感値です。
全国平均との比較
生活費の平均物価指数において、福岡市は97.0(平均を100とした場合)と、21大都市中1位。つまり政令指定都市で最も物価が安い都市です。
福岡が暮らしやすい理由
20年以上住んでいて実感する福岡の魅力:
- 食べ物が美味しい:新鮮な魚介類、もつ鍋、ラーメンなど
- 都会と自然のバランスが良い:少し足を伸ばせば豊かな自然に触れられ、世界で最も緑地の多い都市ランキングでアジア4位
- 通勤が楽:コンパクトシティで移動時間が短い
- 人が温かい:地方都市ならではの人情
- 空港へのアクセスが抜群:天神から博多空港まで地下鉄で約15分
2. 費目別の生活費データ
① 家賃(エリア別)
福岡市内の家賃相場(1K/1DK)
| エリア | 家賃相場 | 特徴 |
|---|---|---|
| 天神・博多 | 7万円 | オフィス街、利便性抜群 |
| 薬院・平尾 | 5〜6万円 | おしゃれな街、カフェ多数 |
| 西新・藤崎 | 5〜6万円 | 学生街、商店街が充実 |
| 郊外 | 5万円 | 静か、広い物件が多い |
2LDK(ファミリー向け):12〜15万円
② 食費
自炊中心の場合:月3〜5万円
福岡は農産物・海産物の産地が近いため、輸送費があまりかからず、食料品が安いのが特徴です。
外食の相場:
- ランチ:800〜1,200円
- ラーメン:600〜900円
- 定食屋:700〜1,000円
- 居酒屋(飲み代込み):3,000〜5,000円
③ 光熱費
月平均:2〜2.5万円
- 電気代:6,000〜8,000円
- ガス代:4,000〜6,000円
- 水道代:3,000〜4,000円(2ヶ月に1回請求)
- インターネット:4,000〜5,000円
④ 交通費
地下鉄通勤の場合:月1〜2万円
福岡はコンパクトシティなので、駅と駅との間隔が近く、シェアサイクル「チャリチャリ」も1分7円で利用可能。
車の維持費(持つ場合):
- 駐車場代:1〜2万円
- ガソリン代:1〜1.5万円
- 保険・車検積立:1〜2万円
- 合計:月3〜5.5万円
⑤ 通信費
スマホ代:3,000〜10,000円(プランによる)
自宅Wi-Fi:4,000〜5,000円
3. 年収別の生活レベルシミュレーション(独身・車持ち)
20年以上のFP経験から見た、福岡でのリアルな生活レベルをご紹介します。
年収300万円(手取り約240万円 / 月20万円)
月の収支イメージ
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 家賃 | 5万円 |
| 食費 | 3.5万円 |
| 光熱費・通信費 | 2万円 |
| 車関連費 | 4万円 |
| 保険・医療費 | 1.5万円 |
| 日用品・衣服 | 1万円 |
| 自由に使えるお金 | 3万円 |
| 貯蓄 | 0円 |
生活レベル
- ギリギリの生活
- 外食はほぼできない
- 旅行や趣味には制限
- 貯蓄できない
FPの視点:副業や転職を検討すべき年収帯。
年収400万円(手取り約320万円 / 月26.6万円)
月の収支イメージ
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 家賃 | 6万円 |
| 食費 | 4万円 |
| 光熱費・通信費 | 2.2万円 |
| 車関連費 | 4.5万円 |
| 保険・医療費 | 2万円 |
| 日用品・衣服 | 1.5万円 |
| 自由に使えるお金 | 4〜5万円 |
| 貯蓄 | 2.4万円(年間約50万円) |
生活レベル
- 普通の生活
- 月1〜2回の外食は可能
- 年1回の国内旅行
- 少しずつ貯蓄できる
FPの視点:福岡で最も多い年収帯。計画的に暮らせば十分快適。
年収500万円(手取り約395万円 / 月33万円)
月の収支イメージ
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 家賃 | 7万円 |
| 食費 | 5万円 |
| 光熱費・通信費 | 2.5万円 |
| 車関連費 | 5万円 |
| 保険・医療費 | 2.5万円 |
| 日用品・衣服 | 2万円 |
| 自由に使えるお金 | 5〜8万円 |
| 貯蓄 | 8.3万円(年間約100万円) |
生活レベル
- ゆとりのある生活
- 週1〜2回の外食
- 年2回の旅行(海外も視野)
- 趣味にお金を使える
FPの視点:資産運用も始められる年収帯。NISA・iDeCoを活用しましょう。
4. エリア別の特徴とコスト【物件選びの参考に】
福岡での住まい探しで重要なのがエリア選び。
不動産エージェントとして数多くの物件を見てきた経験から、エリア別の特徴と相場をご紹介します。
天神・博多エリア
賃貸相場:
- 1K/1DK:7万円〜
- 2LDK:15万円〜
購入相場:
- 中古マンション:3,000〜5,000万円
- 新築マンション:4,000〜7,000万円
特徴: ✅ 通勤・通学に最も便利
✅ 商業施設が充実
✅ 地下鉄・バスのアクセス抜群
✅ 資産価値が落ちにくい
おすすめの人:
- 通勤時間を短縮したい人
- 投資用物件を検討している人
- 将来の売却を視野に入れている人
注意点:
- 家賃・購入価格が高め
- 繁華街近くは騒音に注意
薬院・平尾エリア
賃貸相場:
- 1K/1DK:5〜6万円
- 2LDK:12〜14万円
購入相場:
- 中古マンション:2,500〜4,500万円
- 新築マンション:3,500〜5,500万円
特徴: ✅ おしゃれなカフェ・レストラン多数
✅ 天神まで徒歩圏内
✅ 落ち着いた住環境
✅ 若年層に人気
おすすめの人:
- 20〜30代の単身者・DINKS
- おしゃれな街に住みたい人
- 天神で働いている人
注意点:
- 人気エリアで競争率が高い
- 駐車場が高め(月2〜3万円)
西新・藤崎エリア
賃貸相場:
- 1K/1DK:5〜6万円
- 2LDK:10〜13万円
購入相場:
- 中古マンション:2,000〜4,000万円
- 新築マンション:3,000〜5,000万円
特徴: ✅ 商店街が充実(西新商店街)
✅ 学生街で活気がある
✅ 食料品が安い
✅ 海(百道浜)が近い
おすすめの人:
- ファミリー世帯
- 学生
- 買い物の利便性重視の人
注意点:
- 学生が多く、繁華街は夜騒がしいことも
- 物件の築年数が古いものも多い
郊外エリア(春日・大野城・那珂川など)
賃貸相場:
- 1K/1DK:4〜5万円
- 2LDK:8〜11万円
購入相場:
- 中古マンション:1,500〜3,000万円
- 新築マンション:2,500〜4,000万円
- 新築戸建:3,000〜4,500万円
特徴: ✅ 家賃・購入価格が安い
✅ 広い物件が多い
✅ 静かな住環境
✅ ファミリー向け施設充実
おすすめの人:
- 車を持っているファミリー
- 広い家に住みたい人
- コスパ重視の人
注意点:
- 車がないと不便
- 天神・博多への通勤時間が長め
💡 エリア選びのポイント(FPの視点)
賃貸vs購入の判断基準
賃貸がおすすめの人:
- 転勤の可能性がある
- 独身で将来の生活スタイルが未定
- 初期費用を抑えたい
購入がおすすめの人:
- 福岡に10年以上住む予定
- 家賃がもったいないと感じる
- 老後の住居を確保したい
- 住宅ローン控除を活用したい
購入するなら今?待つべき?
2026年の福岡不動産市場の見通し:
- 天神ビッグバンの完成で天神エリアの価値上昇
- 金利上昇の可能性あり
- 投資需要は継続
結論:市場を見ながら、あなたのライフプランに合った判断を。
🏠 福岡での住まい探し、無料でサポートします
不動産エージェントとして、以下のサポートが可能です:
✅ 賃貸物件探し
- あなたの予算・希望に合った物件をご紹介
- 内見同行・交渉サポート
- 初期費用の見積もり
✅ マンション・戸建購入相談
- 物件選びのアドバイス
- 住宅ローンの選び方
- 資金計画シミュレーション
- 購入タイミングの相談
✅ 投資用不動産相談
- 利回りシミュレーション
- エリア選定アドバイス
- 融資相談
✅ ライフプラン全体の相談
- 家賃vs購入の判断
- 年収に見合った物件選び
- 将来の資産形成計画
独立系FPだから、中立的な立場でアドバイスできます。
5. 福岡で暮らす上での注意点
① 車は必要?
市内中心部:不要(地下鉄・バスで十分)
郊外:あると便利
ただし、車の維持費(月3〜5.5万円)を考えると、カーシェアリングやシェアサイクルの活用も検討を。
② 意外とかかる費用
- 夏の冷房費:福岡は意外と暑い
- 飲み会代:人付き合いが多いと月3〜5万円
- 車関連費:持つと月5万円前後
③ 節約ポイント
- シェアサイクル活用:チャリチャリは1分7円で利用可能
- 商店街で買い物:スーパーより安い
- 地産地消:農産物や海産物の産地が近く、輸送費がかからないため食料品が安い
6. まとめ:福岡で理想の暮らしを実現するために
福岡は政令指定都市で最も物価が安く、東京より年間60万円ほど生活費を抑えられる、非常にコスパの良い都市です。
年収別の生活レベル:
- 年収300万円:ギリギリ(賃貸4〜5万円)
- 年収400万円:普通に暮らせる(賃貸5〜6万円)
- 年収500万円:ゆとりあり(賃貸6〜7万円or購入検討)
エリア選びのポイント:
- 天神・博多:利便性・資産価値重視
- 薬院・平尾:おしゃれさ・雰囲気重視
- 西新・藤崎:コスパ・利便性のバランス
- 郊外:広さ・静けさ重視
福岡での住まい選び、一人で悩まないでください
20年以上福岡に住み、数多くの住まい相談に乗ってきた独立系FPが、あなたの予算・ライフプランに合った住まい選びをサポートします。
こんな方はぜひご相談ください:
✅ 福岡への移住を検討中
✅ 賃貸と購入、どちらが良いか迷っている
✅ 自分の年収でどのエリアに住めるか知りたい
✅ 住宅ローンの選び方が分からない
✅ 投資用不動産を検討している
✅ 物件を一緒に見てアドバイスしてほしい
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執筆者プロフィール
独立系ファイナンシャルプランナー / 不動産エージェント
福岡在住20年以上。中立的な立場から、不動産・保険・資産運用の相談を受け付けています。


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